コラム

固定資産税の見直しについて

税務

 固定資産税は毎年1月1日現在において、土地、建物及び償却資産を所有されている方に課される税金です。

 固定資産税は、固定資産の価格に一定の税率を乗じて計算されるのですが、その価格は総務大臣が定めた固定資産評価基準により評価された額を基に知事又は市町村長が決定して計算されることになっています。

 この固定資産の価格は3年に1度見直しが行われますがその計算過程は納税者に開示されておらず、評価する各自治体の評価員も固定資産に関する専門知識を必ずしも有しているわけではないことから、固定資産の価格が誤って過大評価され知らないうちに固定資産税を過大に納付していることがあります。

 仮に過大納付があった場合、既に納付した固定資産税は過去5年遡及でき、かつ、今後発生する固定資産税も適正な金額を納付することができます。

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